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すべて【鬼滅の刃】産屋敷耀哉の病の原因は?全て解説します!!
今回のトピックスは産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)についてです。
どういった特徴を持つ、どのような人物なのかを詳しく解説していこうと思います。
(※なお、コミックス16巻のネタバレ等も含みますのでご注意ください。)
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【目次】
1.産屋敷耀哉の人物像
2.産屋敷耀哉の家族
3.圧倒的カリスマ性
4.特殊な声質
5.産屋敷家の呪いとは
6.圧倒的執念
1.産屋敷耀哉の人物像
・産屋敷耀哉は鬼殺隊の最高管理者で、鬼舞辻無惨と敵対する産屋敷一族の97代目当主です。
・隊士からは「お館様」と呼ばれています。
・鬼殺隊の柱たちは人の言うことを聞かない我の強い者ばかりですが、産屋敷の言うことは受け入れています。
・産屋敷の前では柱の全員が膝をついて頭を下げ、皆が産屋敷に心酔しているような様子を見せます。
・ちなみに、産屋敷は鬼殺隊の当主ではあるものの、剣士ではありませんし、強さもありません。
それでも鬼殺隊をまとめ、柱たちから慕われているのは、人を惹きつける人心掌握術とものすごいカリスマ性があるからだと考えられます。
2.産屋敷耀哉の家族
① 妻「産屋敷あまね」27歳
・耀哉が13歳、あまねが17歳の時に結婚しました。年上女房ということになりますね。
・無一郎があまね様を初めて見たときに、「白樺の木の精だと思った」と言った程の美女です。
・耀哉が言った「貴女が嫌なら私からこの話は断ります。」という言葉に、相手の立場を想いやる人柄の良さを感じ、あまねは結婚を決めたそうです。
・いつも無表情で産屋敷の側で最後の時まで支え続けました。
・半年に一度行われる柱合会議では、いつも耀哉を中心に話し合いが行われるのですが、彼が病状の悪化のため不在となったとき、妻のあまねが代理を務めています。
柱たちは誰もこれに対して反論はせず、むしろ体のことを心配していました。このことからも、慕われているのがわかりますね。
②5人の子供たち
・後継は産屋敷輝利哉です。他の4人の娘たちは「かなた、にちか、ひなき、くいな」と名付けられています。
・産屋敷家の男の子は代々病弱だったため、魔除けの風習として13歳まで女の子として育てられています。
30歳まで生きられないほど短命で体が弱いとされる産屋敷家の男子ですが、一族を存続させる必要があるため、次期当主を13歳まで女として育てているのですね。
・大事な幼い時期の当主を敵から守るため、わざと女の子の服を着せておくという意味もあるかもしれません。
・このような風習は、実際に平安時代から存在したと言われています。
・現代では医学が発達しているためそんなことはないのですが、昔は「男の子は女の子に比べて弱くて育ちにくく、男の幼児のみに病を移す悪霊もいる」などと考えられていました。
・そのため、魔除けの護法として、悪霊から守るために女の子の格好をさせておくようにしていました。天皇家や神道の社家でこのような風習が引き継がれてきたと言われています。
3.圧倒的なカリスマ性
・産屋敷耀哉は鬼殺隊の当主として、非常に優れたカリスマ性を持っています。
・加えて、無惨を倒すことを目的としていますが、部下を思いやる心も人一倍持っています。
戦死した隊士の墓参りや、怪我で動けない鬼殺隊士のお見舞いを毎日欠かさず行いました。
・「これ以上の犠牲を出さないためにも、自分たちの代で戦いを終わらせる」という強い信念も持ち合わせています。
・柱合裁判にて、鬼である禰󠄀豆子と対立違反を犯した炭次郎を処刑しようとする柱達に、産屋敷は自分が炭次郎と禰󠄀豆子を容認しており、それを皆にも認めてほしい旨を伝えました。
・それでも反対する柱に、「2年も人を食らわずにいる以上、禰󠄀豆子が人を襲わない確証はないが、襲う確証もない。”襲わない”に命を賭けた人間が3人もいるのだから、襲うのだと主張するならそれに見合った対価を示すべき。」と述べました。
・そして、「炭治郎が鬼舞辻無惨と遭遇している」との理由からも処刑に反対しています。これにより産屋敷の言葉で容認されます。
一方的に鬼を憎むのではなく、状況を判断して鬼の珠世とも協力関係を結ぶ臨機応変さを持っています。冷静さと心の温かさの両方を備えた人物だと言えますね。
・「敵の鬼でも時には味方につける」というやり方からは、掟破りながらも無惨への憎しみの強さが感じられます。
・そのことがわかる場面は、上弦の陸「妓夫太郎」を、音柱の宇髄天元と炭治郎らが倒したと報告があったときです。
・いつも冷静な産屋敷ですが、その報告を聞いたときには珍しく興奮し、病のせいで興奮しながら吐血してしまいます。100年以上も倒せなかった上弦の鬼の一人を自分の代で倒せたことは大きな成果だからでしょう。
・この出来事を「兆し」と呼び、今後運命が大きく変わりだすと言っていたことが次第に現実となっていきます。
・産屋敷と無惨の横顔は、どことなく似ているように思えます。
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4.特殊な声質
・産屋敷の能力の一つでもある「人心掌握術」の一つに、声の特殊性があります。
現代の言葉で表すと、” f 分の1揺らぎ”という声音です。相手を心地よくさせるとともに、不思議な高揚感も与えます。
・くせの強い人間が集まる鬼殺隊を一つにまとめ、導いています。
・ 炭治郎が耀哉の声を初めて聞いた時に、「なんだろうこの感じ。ふわふわする。」と言っています。
・彼の声は現代でいう” f 分の1揺らぎ”という特殊な性質を持っており、人に快適感やヒーリング効果を与えると言われています。
・分かりやすい例で言えばろうそくの炎の揺れ、小川のせせらぎ、木漏れ日のリズムなどがこれに当たります。
・歌手であれば、MISIA、宇多田ヒカル、美空ひばり、徳永英明、森本レオなどが”f 分の1揺らぎ”の発声の持ち主だと言われています。
5.産屋敷家の呪いとは
・産屋敷の顔のやけどのようなただれや、目が見えなくなっている症状などは、見るたびに悪化しているように感じます。これは、産屋敷家の呪いだと言われています。
では産屋敷家の人間を代々蝕む呪いの原因は何なのでしょうか。この呪いは、最初の鬼である鬼舞辻無惨が原因となっています。
・鬼舞辻無惨と産屋敷耀哉はまるで光と影のような、相反する2人ですが、一体どんな繋がりがあるのでしょうか?
・産屋敷は、無惨のことを「我が一族の唯一の汚点」と言っていました。無惨を倒すことに対して強い執念を持っており、私たちの代で必ず倒すとも発言しています。
・そして、無残も産屋敷の命を狙っています。始まりは大正時代から平安時代まで遡ります。
・鬼舞辻無惨が鬼ではなく人間だった頃、彼は産屋敷家の一族の人間として生まれました。
・そして、今の無惨からはあまり想像が出来ないかもしれませんが、実は体がとても弱く、二十歳までは生きられないと医者から言われていました。
・そんな彼を直そうとした医者が、試行錯誤の過程で彼を鬼にしてしまったのです。
・そのため、人間の敵である”鬼”の元凶である鬼舞辻無惨を生み出した産屋敷家は、そのころからずっと呪われ続けているのです。
6.圧倒的執念
産屋敷は無惨が屋敷に来ることを数日前から察知していました。無惨に対抗するため準備をしていたようです。自分を囮にして柱たちに無残を倒してもらうという作戦を立てていました。
・自分を囮に、家族を巻き添えにしてまで無惨を倒そうとする産屋敷の執念には感服してしまいます。
・産屋敷耀哉が自爆した後、「当主が不在になるとどうなる?」と思っていたら、長男の産屋敷耀利哉は産屋敷家の長となり鬼殺隊を導いていました。
・わずか8歳で父、母、2人の姉を亡くしたばかりだというのに、涙一つ流さず使命を果たそうと務めていました。とても立派ですね。
・無限城へと隊士が落ちた後、鎹烏鴉と兪史郎の血鬼術を使って状況を把握し、戦況を動かしていました。
・耀哉が亡くなったことは悲しいことですが、この死を無駄にせず、鬼殺隊達はますます無惨への闘志が上がったことでしょう。
無惨との対決はどうなっていくのでしょうか。今後の展開に目が離せません。
【参考にさせていただいた動画】
今回は、ひつじ(https://www.youtube.com/channel/UCsxFq13TwFAtnabWbxcNWCA)様
のこちらの動画を参考に作らせていただきました!
ありがとうございました。