呪術廻戦 商品
すべて覚醒した禪院真希が無双!! かなり惨い結末に…
150話を解説する前に、前回の振り返りです。
真依と真希を倒した扇は2人を呪霊の群れに投げ入れます。真依が気絶している真希に口付けをし、真依が命と真依の半端な呪力を引き換えに構築術式で呪具を作成します。呪力が完全にゼロになり覚醒した真希。呪霊を一瞬で払い扇を一閃。「真依始めるよ」と言い放ち前回149話は終了しました。
149話を復習したところで…
今回は呪術回150話を解説・考察をしていきます。
禅院家全体に警鐘が鳴り甚壱と直哉のもとに禅院蘭太という10代の少年が
「真希が乱心しました!扇を殺害!現在躯倶留隊が処理にあたっています。」とかなり焦った様子で伝えています。
躯倶留隊とは…
煐の下部組織として日夜武芸を叩き込まれるという組織。術式を持たない禅院家男児は入隊を義務付けられている。
真希も高専入学前までは籍を置いていたそうです。術式を持たない禅院家男児が入隊を義務づけられているので、真希は女として見られていなかったってことです。本当に禅院家は最低です。扇が殺されたという事実に甚壱と直哉は半信半疑のような表情を浮かべています。直哉は扇のことをぱっとしないと評価していましたがこの反応を見ると真希を相当下に評価しているということがわかりますね。実際、覚醒前の真希は1級術師の呪力強化レベルの天与呪縛だったので正当な評価なのかなと思います。
躯倶留隊隊長禅院信郎の発言
「扇さんだって寝込みや便所で襲われて不覚を取ることもあらぁな。真希にだってそれくらいは出来るだろう。」
術式を持たない躯倶留隊にも馬鹿にされている真希です。禅院家における真希の立場は今まで散々描写されてきましたが今回改めて酷い扱いということが分かります。刀を持った躯倶留隊に囲まれる真希。躯倶留隊をよく見たら全員坊主ですね。術式を持たざる者は髪の毛も持つことができないのでしょうか。真希も籍を置いている間は坊主だった可能性がありますね。というか坊主にさせられていた可能性もあります。女扱いは全くされていないと思うので十分ありえるのではないでしょうか。本当に禅院家は最低ですね。
そこで過去に言われた言葉が蘇ります。
直哉「どうすんの」
真希(どうしたかったんだろうな)
真依「なんで一緒に落ちぶれてくれなかったの」
真希(そうだなきっとそれが私たちの正解だったんだろうな。)
真依の顔が頭によぎり、「約束だよ。全部壊して」ー
そこで真希が隻眼を見開き戦闘モードに入ります。
そこからは無双も無双。両手に持った剣を使い覚醒した天与呪縛で得た膂力を利用し蹴りで倒していきます。
躯倶留隊を全滅させた真希。とうとう、高専資格条件で準1級以上の実力を認められた者たちで構成される禅院家最強の術師集団「炳」が出てきました。今回表に立ったのは禅院長寿郎、禅院甚壱、禅院蘭太の3人です。禅院蘭太は若いのに準1級の実力を持ってるのは相当すごいですね。性格も良さそうなので彼が禅院家当主になってほしい!禅院長寿郎の術式から超巨大な手の形の岩が生成され真希を叩き潰します。
ただ相手は覚醒した天与の暴君。岩石封じごときじゃ傷一つ付きません。長寿郎と信郎の首をありえない速度で一突きし、一瞬で2人を無力化します。残りは蘭太と甚壱。そこで蘭太の術式が発動します。蘭太の術式はおそらく対象を見ている間相手の動きを止めることができるというもの。しかし真希は蘭太の術式を力技で脱出しようとします。真希の圧倒的膂力に止めきれず血涙を流しながら蘭太は甚壱に言います。
「構うな!甚壱さん!今の禅院家があるのは甚爾さんの気まぐれだ!気づいているだろう。真希は今あの人と同じになったんだ。今ここでやるんだ。」
天与呪縛の完成形である甚爾、彼の体術師の実力は禅院家の誰よりも強く、いつでも禅院家を鏖殺する実力は持っていたが甚爾の気まぐれでそれをやらなかっただけでした。これに禅院家は気づいていたようですね。ただ禅院家にはしょうもないプライドがあるので一度捨てて否定した天与呪縛を認めることができなかったのだと思います。
真希は陀艮戦で甚爾を見たとき甚爾のことを全く知らない様子だったので【炳】と【躯倶留隊】では入ってくる情報量の差がありそうですね。蘭太が血流を流しながら真希を止めているところを甚壱が術式を使用し攻撃します。甚壱の術式は超巨大の拳を流星群のように振らせるもののようで上空から隕石が飛んでいます。強そうな術式ですね。目が完全に潰された蘭太はどちらが勝ったかわかりません。
「やりましたね、甚壱さん。」
甚壱の勝利を確信した発言ですが、甚壱は首だけの状態でした。真希はその首を池に投げ捨てます。蘭太が血涙を流していた時に甚壱が心配そうな顔をしていたことから甚壱と蘭太は師弟関係にありそうですね。弟子からしたら師匠が負けるわけないだろうと思っているはずなので、かわいそうです。
そこで炳筆頭の禅院直哉が登場します。
「非道いな 人の心とかないんか?あぁ、あいつが持って行っちまったからな」
150話はこれで終了です。
禅院直哉の生死はどうなる!?
次回の禅院直哉の生死についてですが、死なないと思っています。理由は禅院直哉の性格です。直哉は伏黒を殺しに虎杖と張相に喧嘩を売りに行った時、予想外の特急術師・乙骨が来たことでビビっていました。彼は圧倒的格上の相手には喧嘩を売らないような性格をしています。その結果、なめてかかった脹相にやられてしまうという情けない負け方をしましたが直哉は狡猾です。相手は覚醒した天与呪縛。扇と甚壱が瞬殺されたなら自分じゃ勝てないことはわかっていると思います。なので真希とは戦わずに交渉するのではないでしょうか。それは死滅回遊平定に協力するということです。覚醒天与呪縛、特級術師、宿儺の器、禅院家の天才…。個々の力は強いですがやはり人員不足ですよね。腐っても禅院家次期当主に選ばれた実力を持っている直哉の実力は確実に死滅回遊で役に立ちます。なのでまだまだ彼は活躍してくれるのではないかと思っています。
作者の芥見先生は予想と反した展開をしてくるのでそういうメタ的な意味でも直哉は死なないのではないかなと思っています。禅院真希は躯倶留隊を鏖殺(おうさつ)、禅院家内でそれなりに権力を握っていた扇甚壱も殺してしまいました。この事実は総監部にもいくわけなので、真希は呪詛師認定されそうですね。どうやら総監部は死滅回遊のことをどうなったってもいいから、呪術界を自分の支配下に置きたいようなので真希は虎杖同様に追われる立場になるかも知れません。
呪術総監部の通達
2,五條覚は渋谷事変共同正犯とし呪術界から永久追放かつ封印を解く行為も罪と決定する。
天元も九十九も虎杖たちも五条の封印を解こうとしているので追われる立場とかはもう関係ないかもしれないですね。術師たちは総監部のことを聞く気は全くなさそうなので、上層部と関わりが強い加茂家とかが関係してくるのかなと思っています。
現在五条家は五条封印によりほぼ失墜。禅院家は真希により壊滅させられました。御三家も残りは加茂家のみなので加茂家の深掘りが今後楽しみです。私怨、真依との縛りがあるとはいえ大量の人を殺めた真希はもう後には戻れません。
五条先生が言っていた、
「上の連中を皆殺しにするのは簡単。でもそれじゃあ首がすげ変わるだけで変革は起きない。そんなやり方じゃ誰もついてこない。」
まさに真希はこれに反したことをしてますね。彼女がしたことは間違いなく非人道的なので、呪詛師認定されると真希が真希でなくなってしまう感じはありますね。立ち振舞いも甚爾に似てきて闇堕ちと言っても過言ではないです。真希のこれからの生き方にすべてがかかっているのでそれに注目して見ていきたいですね。
~閲覧ありがとうございました~
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